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2008年11月 9日 (日)

クラスづくりの提案(4) 学級通信のコンテンツ(1)考え抜いた意味のあるタイトル、サブタイトルをつけましょう

クラスへの思いを込めたタイトルにしましょう。くれぐれも「学級通信」や「○年○組」などという「ありきたり」のものはつけないでください。オリジナリティーもありませんし、面白味もありません。私は「学級通信の命はタイトルにあり」という信念をもっています。

あなたの個性、知性を十分にフル回転させ、考え抜いた、意味のあるタイトルをつけてみてください。つけたタイトルの理由をホームルームで伝えてみてください。子どもたちは、学級通信が配られるたびに、タイ トルを見て、タイトルがつけられた意味について考えてくれるはずです。タイトルは、読む人が毎回最初に目に入れる部分ですので、ワードで作成するのであ れば、ワードアートやイラストなどを駆使し、個性豊かなタイトルにすることを心がけてください。また、手書きで書くのもオリジナリティーがあり、面白いと思います。

タイトルの脇にはサブタイトルをつけることをお薦めします。サブタイトルにはタイトルを補う意味を込めてもよいですし、柱となる学級目標を掲げてもよいと思います。サブタイトルもタイトルとどうように1年間、変更せず同じ位置に同じフォントで配置しておきましょう。

これまで私は6回担任をしてきましたので、6つほどタイトル・サブタイトルをつけました。私は高校の教員ですので、このタイトルは小学生や場合によっては中学生向けではないかと思います。ただ、タイトルをつける上でのヒントになれば幸いです。

初めて担任を持ったのは高校2年生のクラスでした。この時は「Sophia」というタイトルにしました。そこに、「知的探求の心を求めて」というサブタイトルをつけました。 タイトルの「Sophia」ですが、これはギリシャ語の智慧や叡智を意味するソピアーから派生した言葉です。高校1年生の時に、自立(自律)心を構築した子ども たち。高校生活2年目となる今度は、知的な好奇心を持ってもらいたいという思いを込めてつけました。サブタイトルはそれを補う意味で「知的探求の心を求めて」にしました。

始業式後の最初のホームルームで、このことを子どもたちに伝えたのです。こうすることによって、ホームルームにも深みが出てきますし、同じキーワードを共有 することを通して一体感が湧いてくるのです。

2年目は持ち上がりで高校3年生のクラスの担任になりました。この年の学級通信のタイトルは「Supreme」でした。英語で「最高の」や「最上の「」を意味することばです。高校生活の最後の1年が最高のものとなるように願いを込めました。

3年目は、この年初めて出会った3年生のクラスを担任しました。この時は「Splendid」です。英語で「素晴らしい」という意味です。やや古くさい単 語なのですが、あえてそれにしました。1年きりの子どもたちとの出会いをお互いの人生にとって、忘れられない素晴らしいものとなるように願いを込めまし た。

4年目は、この年初めて出会った2年生のクラスの担任です。この年は「Smart」です。英語で「かしこい」「利口な」という意味です。勉強面だけでなく、内面から賢く利口な人になって欲しいという願いを込めました。

5年目は、持ち上がりで担当した3年生のクラスです。2年前、卒業式のホームルームで大泣きしてしまい、言いたいことを全部伝えられず、ただただ、泣きっ ぱなしのホームルームをしてしまった反省から、みんなで笑って明るく卒業できるように、卒業式の時に、もう思い残すことがない、すっきりした気持ちで卒業 式を迎えようという願いを込めてタイトルを付けました。(結局、その年の卒業式も 大泣きでしたが・・・。)

そして6年目となる今年は、初めての1年生の担任となりました。私自身も初めての経験が多くなるでしょうし、子どもたちも初めての経験ばかりの高校生活が スタートします。お互いがよいスタートを切り、子どもたちの高校生活が実りの多い充実したものになるように願いを込めました。

このように、その時々の担当するクラスの状況や私自身の心境に応じて、タイトルをつけていくとよいと思います。学級通信を配布するごとに、私自身も子ども たちもタイトルを目にして、初日のことを思い出すことができるのです。そして、再び、新鮮な気持ちで学校生活を送ることができるようになるはずです。

次回は、学級通信のコンテンツ、「学級通信にクラス目標を掲載する」ことについて具体的な提案をさせていただきます。

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