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2008年11月17日 (月)

クラスづくりの提案(7) 学級通信のコンテンツ(4)結びには「保護者の皆様へ」のコーナーを設けましょう

学級通信を発行する際、私は必ず、「保護者の皆様へ」というコーナーを設けています。もちろん、学級活動は子どもたちが主役です。しかし、保護者の ご理解とご協力がなければ学級活動は成り立ちません。保護者と学校が手を携えて、子どもたちを全力で応援していくのが、教育のあるべき姿だと考えていま す。ですから、保護者へ学級の活動を報告するというのは、当然の義務だと私は考えています。授業料を納めているのは保護者なのです。「お金だけ工面しても らって、内容は知らなくても良い」というのでは、保護者に申し訳ないと思うのです。今、子どもたちは、学校でどのような活動をしているのか、これからどの ような行事が待っているのか、保護者がこれからを知りたいというのは当然であり、権利であると考えます。担任は学級の様子を保護者に報告していく必要があ るのです。

学級通信は発行した方がよいと思うが、「保護者の皆様へ」というコーナーは必要ないのでは、と感じる方もいることと思います。もちろん、そういう意 見を否定するつもりはありません。しかし、私は「保護者の皆様へ」というコーナーは絶対に必要だと考えています。このコーナーには、保護者に向けたメッ セージやお知らせを書くことができます。保護者にも意識的にこのコーナーを読んでもらえます。時間がないときはこのコーナーだけ読んでもらえればポイント も分ります。

それだけではありません。学級通信はまず、子どもたちが読みます。このコーナーは子どもたちにも目を通してもらうようにしています。そうすることに よって、保護者の視点で子どもたち自身を見つめてもらうきっかけになるのです。「親は自分のことを、こんな風に心配してくれているのだ」とか「親に感謝し なければ」という気持ちが少しでも芽生えてくると信じています。反抗期の子どもたちの中には、親の気持ちを理解できなくなっている子もいるはずなのです。 このコーナーを読むことで、少しでも親の気持ちを分ってもらえるきっかけにして欲しいと思っているのです。そのような狙いもあります。

それと、もう一つ特筆すべきことがあります。私は学級通信を配布する際は、子ども一人につき、同じものを2部渡すようにしています。1部を子どもた ち用に、もう1部を保護者用に持ち帰ってもらっています。反抗期などで、親とうまくコミュニケーションが取れないとき、保護者用にもらった学級通信をリビ ングの机の上にポンと置いておくだけでも、ささやかなコミュニケーションになると考えているからです。もしも1部だけしか配布しなかったら、子どもたちの 多くは、親に見せずにしまってしまう可能性が高いのです。「保護者用にもう1部」となると、渡さなければならないという義務感のようなものが湧いてくるの で、リビングに置く可能性が高まると考えたからです。

学級通信がきっかけとなって、今まで以上に学校のことを夕食の話題にしてもらえればという願いを込めて作成しています。学校の話題が家庭内でも出れ ば、保護者も少しは安心できるはずです。そして、「学校のやり方に任せよう」という思いを抱いてもらえると考えています。だからこそ、同じものを2部渡す ようにしているのです。

以上で、学級通信に関する提案は終わります。次回は「教室にちょっと工夫を」提案させていただきます。

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