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2009年4月 4日 (土)

クラスづくりの提案(14) 生徒の関心を引きつける方法(2)

教壇から生徒へ向けて発せられる内容は、単純で楽しいものばかりではありません。論理的に考えなければならない難しいもの、けじめやルールといった教訓めいているもの、精神論や哲学のようなものが多いことと思います。

休日に友だちと喫茶店で話している訳でもありませんし、娯楽のトーク番組に出演している訳ではないのです。学校ですから、どうしても難しく堅苦しい方向に向かう内容を伝えなければならないのです。そうした内容でも、生徒たちにしっかり聞いてもらい、理解してもらうために、教員は話の導入部分に工夫を凝らす必要があると考えます。

それには分かりやすい例を用いて、内容を単純化する必要があると思います。生徒にその内容で理解してもらった後に、本題に入り、より難しい内容を考えてもらうようにもっていく必要があると思います。

学校で教員が生徒に伝える内容は、難しくしようと思えばいくらでも難しいものにできます。ただし、導入部分で、物事を単純化して伝える工夫が必要ですし、それがとても難しいのです。そのことを考えながら、準備していく必要があると思います。

それから、もう一つポイントがあります。難しい内容や堅苦し内容を伝えるときこそ、生徒に発問しながら、話を進めていくことが大切です。このような場面で、教員が一人でずっと話してしまうのは極力避けた方が良いと思います。ただでさえ、内容が難しかったり、堅苦しいのです。それを一方的に伝えてしまうと、生徒にしてみれば、「押しつけられている」という印象を強く抱くはずです。これでは、生徒は先生の話を聞きません。

私はこのような場面では、特に、教壇から見て、左側後方の生徒、右側後方の生徒に発問するように心がけています。教壇から見て、この2席は最も遠いところにあります。最も遠いところに座っている生徒に発問することは、クラスの生徒全員にしてみれば、「この先生はクラス全体に向けて話してくれているのだ」という印象を強め、集中力を増すものと考えるからです。

集中力は、どうしても、前方よりも後方に座っている生徒の方が、散漫になりやすいと思います。中央部分よりも両サイドに座っている生徒の方が、散漫になりやすいはずです。つまり、クラスの中で、最も集中力が散漫になる可能性が高いのが、左側後方の生徒、右側後方の生徒となるのです。そのエリアは積極的に発問し、集中力が散漫になるのを防ぐように工夫する必要があると考えます。それがクラス全体の生徒の集中力を高め、教員の話に関心を抱いてもらえることに繋がると思うのです。

次回は「教育実習生へのアドバイス」です。

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