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2009年4月 7日 (火)

教育実習生へのアドバイス(3) 教育実習の事後にすること

ここでは、「教育実習の事後にすること」という観点でアドバイスさせてもらおうと思いますが、まずは、教育実習の最終日までにしておいた方が良いだろうということをアドバイスさせていただきます。

(1)アンケート(生徒向け)
 自分の授業はどうったのか。生徒の生の声を聞くチャンスです。指導教員のアドバイスはかなり参考になるものですし、鋭いアドバイスが多いはずです。ただし、それは教師という立場からの視点で述べられていることがほとんどのはずです。生徒の生の声を聞くというのは、違う視点であなたの授業を振り返るきっかけになるのです。きっと、意表をつくコメントが帰ってくるはずですし、その内容を真摯にに受け止めることで、あなたの授業技術は向上するはずです。私自身、教育実習に書いてもらった授業アンケートは今でも大切な宝となっています。原点に戻りたいときに、アンケートを読み返し、振り返るようにしています。「教育実習中」だからこそ、キャッチできる声かも知れません。

 では、実際、どのような観点で質問していけばよいでしょうか。質問項目について具体的に提案させていただきます。まず、大前提として、生徒にとってあまり負担にならないように、大まかな質問項目を用意しておきます。なおかつ、ある程度、生徒が自由にコメントできるような空間を確保しておくことも必要です。

 ○「説明の分かりやすさ」はどうでしたか、自由に書いてください。
 ○「授業のスピード」についてはどうでしたか、自由に書いてください。
 ○「声の大きさ」はどうでしたか、自由に書いてください。
 ○「板書の見やすさ」はどうでしたか、自由に書いてください。
 ○もっと「引きつけられる授業」にするためにはどうしたらよいでしょうか。自由に書いてください。
 ○その他、コメントやメッセージを自由に書いてください。

(2)授業評価シート(研究授業に来てくださった先生方向け)
 研究授業の教室の入口に、自分で作成した「授業評価シート」をおいておくことをお薦めします。(学校によっては、予め用意されているところもあります。)自分で作成する場合は、先生方の時間をあまり取らせないように、概ね選択式のものにし、最後にコメントをかいてもらうスペースを設けると良いと思います。例えば、このような形はどうでしょうか。

 ○導入(5・4・3・2・1)
 ○展開(5・4・3・2・1)
 ○結論(5・4・3・2・1)
 ○板書(5・4・3・2・1)
 ○総評(5・4・3・2・1)
 ○コメント(アドバイスいただければ幸いです)

そして、最後に、「お忙しいところ、ありがとうございました。」のお礼のコメントを書くと良いと思います。(参観してくれた先生の名前を書く欄も設けると良いと思います。)

そして、できればその日の内に、直接、参観してくれた先生のところへ行き、お礼を直接言い、そこで、いくつかアドバイスしてもらうようにすると良いと思います。どの先生方も、忙しい時間を割いて参観してくれているはずです。しっかり、アドバイスを聞くようにしましょう。

次に、教育実習後したらどうだろう、というアドバイスをさせていただきます。
はやり、お世話になった指導教員の先生には手紙を書くべきだと思います。教育実習生の中には、クラスの生徒一人ひとりにメッセージを書いた手紙やカードを送ってくれる人(もちろん、学校宛てにまとめて)もいます。参考にしてみてください。

次回は、「生徒への接し方」について提案いたします。

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