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2009年4月 4日 (土)

クラスづくりの提案(13) 生徒の関心を引きつける方法(1)

新しく教員になった方や教育実習生によく質問されることがあります。それは「どうしたら生徒の関心をを引きつけることができるか」や「どうしたら私の話をしっかり聞いてくれるでしょうか」というものです。

新しく教員になった方や教育実習生の関心事のベスト3に入ると言っても過言ではありません。私はこの質問に対して、まずはこのように答えます。

「どれだけ頻繁に顔を上げてもらえるか」・「どれだけ長い時間顔を上げてもらえるか」を頭に置きながら、工夫してみたらどうでしょうか。

これにつきます。内容的にはためになっていることを言っていても、それを聞いてもらえないことには始まりません。生徒がずっと下を向いてしまい、しまいには居眠りしてしまうようでは、せっかく準備してきたことも台無しです。

生徒に顔を上げてもらいましょう。できるだけ頻繁に、できるだけ長い時間。顔を上げた生徒が話している教員の方を見ている。この状況は、クラスという集団的なシチュエーションではありますが、教員が一人の生徒と目があった瞬間だけは、個別で話しをしていることになります。

顔を上げてくれた生徒の目を見ながら話せる瞬間が多ければ多いほど、生徒は、「先生は私に話しかけてくれている」と感じ、先生の話に関心を抱くはずです。顔を上げてくれる生徒が多ければ多いほど、目を合わせる生徒が多ければ多いほど、今度は、クラス全体が先生の話しに関心を抱いてくれているという状況が生まれるのです。

では、生徒に顔を上げてもらうためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。いくつか具体例をご紹介いたします。

まずは、話し方を工夫することです。話しのもっていき方・強弱・引きつけ方などを習得する必要があります。それには、話し方がうまい人の話を聞いて学ぶことが最も効果的な方法だと思います。私は日頃から、さまざまなPodcasting(ポッドキャスティング)聞くようにしています。PodcastingはiTunesを通してダウンロードできる番組なのですが、ラジオ番組の一部がそのまま配信されているものが多いようです。

話しのもっていき方、強弱、引きつけ方で参考になるのは、「久米宏 ラジオなんですけど」(TBSラジオ)と「安住紳一郎 日曜日天国」(TBSラジオ)のPodcastingです。久米さんの番組は、主に、オープニングの約12分間のフリートーク部分が配信されています。安住さんの番組は、主に、オープニングの約25分間のフリートーク部分が配信されています。毎回、気づくと、話に聞き入っている自分がいるのです。

落語や漫才で話し方を学ぶことも良いかと思いますが、それですと、生徒への話し方へ繋げにくいかも知れません。その点、ラジオ番組のフリートークは学校で教員が生徒へ話す話し方に繋げやすいと思います。

 

「久米宏 ラジオなんですけど」(TBSラジオ) 毎週土曜日13:00~15:00

  http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/

   「安住紳一郎 日曜天国」(TBSラジオ) 毎週日曜日10:00~12:00

  http://www.tbs.co.jp/radio/nichiten/

ラジオですと、マイクの前で聴取者に想像力をかき立ててもらいながら話すしかありませんが、教壇ですと、そこに身振りや手振りをつけることができます。場合によっては、黒板に絵を描いたり、キーワードを書いたりすることもできます。このような手段も生徒の想像力や理解力を助けますし、顔を上げてもらうことに繋がると考えます。

次回も「生徒の関心を引きつける方法」を提案いたします。
 


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