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2009年4月 4日 (土)

クラスづくりの提案(11) クラスのムードづくりへの工夫(1)

(1)まずは、教員自らが率先して行動する
 私は、教員自らが率先して行動することはとても大切なことだと考えています。ですから、放課後の掃除の際には、生徒よりも率先して取り組むように心がけています。掃除はだらだらといい加減にやるものではありません。短時間で集中して、隅々まで素早く丁寧に行うものです。そのことを、自らの行動を通して生徒に見てもらおうと思っています。教室の掃除は「10分以内で素早く丁寧に」を心がけています。

 生徒たちは、私の行動を見て、それに合わせようと、素早く丁寧に掃除します。教員自らが率先して行動をおこさず、ただ、眺めながら口だけで指示している内は、大きな効果を上げることはできないと思います。昔から、「子どもは親の背中を見て育つ」と言います。教室のケースも同じです。「生徒は教員の背中を見て育つ」のです。口で指示するよりも、自ら行動している姿を見るべきなのです。

 掃除だけではありません。荷物を運んだり、学校行事の準備をしたりと様々なシーンにおいて、教員自らが行動している姿を見せることができる場面があります。このようなとき、絶好な機会と考え、自ら行動している姿をさりげなくアピールするべきだと考えます。

 生徒たちは、そのような先生の姿を見る内に、自然と、自ら積極的に行動するようになるはずです。掃除を一生懸命に行うことはもちろん、重い荷物を運んでいる他の先生(他のクラスの先生も含む)を見かけたら手伝ったり、行事の会場設営に積極的に取り組んだりするはずです。

 そして、最終的には、教員が手を出さなくても生徒だけで取り組めるようになると思います。まずは、教員自らが率先して行動することです。それは最終的には生徒の自主性を育むことに繋がるのです。

(2)ありのままの自分をさらけ出す
 クラス全体が和気藹々とした雰囲気になるためには、まず、教員自らが「ありのままの自分」をさらけ出すことが大切です。

 私の場合、成功した体験よりも、失敗した体験談の方を多く話すようにしています。そうすることによって、生徒も「ありのまま」を話しやすくなると思うのです。先生が、立派な経験談や経歴ばかり話す場合、その先生への尊敬の念を抱くこともあるかと思いますが、それ以上に、生徒は自分のことを話せなくなってしまうように思います。立派な経験談や経歴を疲労されることによって、生徒は先生に近づきにくくなってしまい、そこには厚くて高い壁ができてしまうように思います。

 特に年度の前半は、失敗談を中心に話すことを心がけてみてください。学校生活での失敗談、勉強法での失敗談、恋愛の失敗談、部活動での失敗談、旅先での失敗談・・・。失敗談のジャンルは多種多様です。失敗談はときとして、聞いている人々の共感を呼びますし、人間味がにじみ出ており、人柄を伝えやすいのです。

 生徒は「先生もこんな失敗するんだ」という気持ちを抱きます。そして、「先生に自分のことも知ってもらいたい」という気持ちが芽生えてくるはずです。一人ひとりが自分の「人柄」をアピールしやすくなり、クラス全体が和気藹々としたものになるはずです。

 特に、中学・高校に拘わらず、1年生の担任になった場合は、このことを意識した方が良いと思います。2年次以降でも、クラスのメンバーが大きく入れ替わる場合には有効かと思います。

次回も「クラスのムードづくりへの工夫」について提案いたします。

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