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2009年8月18日 (火)

NPOの研修会で講演させていただきました

Dsc07700_2 本日、NPOの研修会で講演させていただきました。

演題は「聴覚が不自由な生徒への英語教育の工夫と体験談ーー英語教師として、担任として過ごした2年間ーー」です。

みなさんは「ノートテイク」や「ノートテイカー」という言葉を知っていますか。今、社会の中でノートテイカーさんが活躍しています。

ノートテイカーさんとは聴覚が不自由な方のために、授業で話されている内容や講演で話されている内容を筆記して伝えたり、パソコンを用いて伝えたりする役目を担っている方々なのです。

私は数年前、耳が聞こえにくい子の担任をしていました。この中でその子にどうか変わってきたのか、ノートテイカーさんとどのような連携を図ってきたかについて講演させていただいたのです。

学校の中で、耳が不自由な子に対して「情報保障」を確保していく場面は多岐に渡ります。授業はもちろん、学校行事においても。

担任としてどう取り組んできたか具体的な話をさせていただいたのです。
色々と語らせていただいた後、「まとめ」として、このような話をさせていただきました。

人には個性がある
 「耳が聞こえない」のは不便な点もある

 でも、心と体は「耳が聞こえる」人と何も変わらない
 しかも、「口の動き形で、相手が何を言っているのか聞き取れる」という優れた力がある
 「相手の表情を見て、相手の気持ちを理解する力」がある
 「その人がどんな人なのか想像できる力」がある
 これが個性。
 これが魅力。
 大切などは、不便な部分をカバーできるように、周りが理解し、
 サポートすること

 

 「耳が聞こえない」のは不便な点も多い
 でも、それ以上に、他の人にない、力が備わっている
 それが個性。
 それが魅力。

「バリアフリー」や「ノーマライゼーション」が福祉のキーワードとなって久しい。
 真の意味での「バリアフリー」とは。「ノーマライゼーション」とは…。

運営されていたスタッフの方々も参加された方々も、みなさん熱心に聞いてくださいました。これまで一生懸命に準備させていただいて本当に良かったと思いました。

本日は当時担任を持たせてもらった子(現在、大学生)も参加し、私の後に講演していまいした。その子は大学へ行ってから、耳の不自由な方々のために、主体的に様々な取り組みをされていることを知りました。

この数年のうちに、しっかりとした「大人」、模範的な「大人」になっていることを実感し、涙が出そうな思いになりました。

Dsc07699_2 その子の活躍をこれからも、陰ながら、応援して行きたいと思いました。
そして、今日、改めて、ノートテイカーの皆さんの活躍の様子を肌で感じ、勉強させていただけました。本当に、勉強になる1日でした。

講演の内容はノートテイカーさんの支えにより、このようにスクリーンに表示される仕組みになっているのです。

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いつも見てくださり、ありがとうございます。

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