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2010年3月21日 (日)

後輩教員から学んだこと

今日の修了式の中で、退職される先生がいました。
その中に私の後輩の先生がいました。

教科も同じということもあり、後輩が入職した時からずっと、アドバイスをしてきた後輩です。
初めのころは、厳しくアドバイスしてきました。「中途半端な教師になるんじゃねー!」と怒鳴りつけてしまったことありました。

今では、頼りがいのある立派な先生です。その後輩に今年度一緒に仕事をしているときに言われたんです。

「先生があのとき怒鳴ってくれたことを感謝しています。先生のカツがあったから今の自分いると言えます。」

それを聞いた時、涙が出そうになりました。

今年度、同じ学年に配属になったんです。初めての同じ学年でした。
後輩の仕事ぶりをみていて、あの「へぼ教師」だったころが嘘のように感じられました。

今年度、後輩は、一度も彼のクラスの授業代行を私にやらせてくれませんでした。Neverというくらいの強度で、私が彼のクラスに入ることを拒まれました。

「なんで、俺にやらせてくれないの?」と聞いたことがありました。

すると彼はこう言いました。

「数年前に、先生に僕のクラスの代行に入ってもらいましたけど、あの後、授業がやりずらくなってしまったんです。子どもたちに『Ken先生の方が分かりやすい』とさんざん言われたことがありますから。」

だから今年度、同じ学年でペアを組んでいるのにもかかわらず、彼が出張する時の代行を一度もやらせてもらえなかったのです。

「Ken先生に入られると、生徒の心を全部持っていかれてしまうから」。

そんなことを言っていた彼ですが、最後のホームルームのDVDを見せていただき、俺の方が彼に負けている…という気持ちになってきました。

生徒たちは、彼のことを心から信頼し、敬い、ついてきたのだというのが分かったからです。生徒たちは別れのホームルームに涙していました。一人ひとり自分のことばで彼に別れを告げていました。

子どもたち、本当にかっこ良かったんです。DVDを見ながら、涙している自分がいました。彼はこの1年間で、素晴らしいクラスに仕上げていたのです。本当に素晴らしい光景でした。

いいクラスつくってんじゃん。
俺、抜かれたよ。

マジでそう思いました。

後輩は中学校の先生になりますが、俺も負けらんねー。
これからはライバルだ。

そんな気持ちになりました。

人は別れのときに、初めて素直に今までの思いを伝えることができるように思っています。いい別れ方ができるというのは、いい時間を過ごせた証拠でもあると思います。

どんな関係でも、出会った瞬間から別れに向かって進んでいくのです。いい別れができるように、今をしっかり過ごしていくことが大切なんだと思います。

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