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2010年8月12日 (木)

教員免許更新講習会を受けて (思ったこと・考えたこと)

8月は教員免許状更新講習会をたくさん受けています。合計30時間の講習を受けなければなりません。1日6時間、それを5日間やるのです。1日の終わりには試験を受けます。基本的に30分という制限時間があり、ほとんどが論述式の試験になっています。

34歳、44歳、54歳の人が対象になっています。3つの年代の方々が同じ空間におり、一緒に講義を受けたり、ディズカッションをしたり、役を決めてシェークスピアのワンシーンを演じたりと、様々な内容になっています。

休み時間に他の先生方(知らない先生方)が話しているのが耳に入ってくるのですが、よく聞こえてくるのが、「こんな忙しい時期にいい加減にしてくれよ」とか「訳が分からない」とか「どうせ、数年でこの制度自体が廃止になってしまうんだろう」みたいな愚痴的なものでした。

でも、私はちょっと違うんです。受ける前は「忙しいのに…」という思いがあったのですが、実際、受けてみると、結構、興味深いのです。同僚の先生も同じことを言っていました。面白い。

教員として現場を体験された方の講義、現場を体験されたことがなく、研究者として教育問題に取り組んで来られた方の講義、それぞれ、面白かったで す。教員としてのキャリアがある方の場合、ご本人の経験から生み出された教訓が多く含まれていました。一方、教員としてのキャリアがない方の場合、一見、 現実離れしているように思われますが、とても客観的に、冷静に分析されており、これもまた現場で悪戦苦闘している私たちに多くの示唆を与えてくれました。

具現化された講義と抽象化された講義、どちらもとても興味深く、勉強になりました。教育問題を解決していくにあたっては、現場の声とともに客観的視点での分析も必要だと思いますので、双方の講義を受けられたことはとても良かったと思っています。

教員免許状更新講習会、あと1回あるのですが、ここまで受けてみて、私自身の将来について深く考えることができました。(今も考え中ですが…)

このまま、教師を続けていくとしたら、教育問題に対してどのようなアプローチができるのか。

いつか大学院に行き、最終的には研究者になって、教育問題の解決に尽力してみたいという気持ちも生まれているのも事実です。

10年間、高校の教師として仕事をしてきました。良かったこと、悪かったこと、様々です。その前には大手の進学塾で講師をしていました。これらの経験が、大学院に進学した時に活きるような気もしています。

私は、教育のバリアフリー化やユニバーサルデザイン化をテーマに考えていきたいと思っています。人には、様々な心身のコンディションがあります。 「障がい」を持っている方もいます。また、経済的なコンディションも異なります。これらのコンディションが教育を受けにくくしてしまってはならないと考え ています。

それから、学校と地域の関係を再構築できるような取り組みをしてきたいとも思っています。かつては地域と共に学校はありました。地域が学校を育てる 土壌もありましたし、学校が地域に対して様々なアイディアを提供してもいました。しかし、今では、その関係が希薄になっているように思います。

「地域=学校」でないと、地域が子どもたちを育てられないと思うのです。新しいものを取り入れつつ、かつてのような地域と学校の関係を取り戻せないかと考えています。

自分の内に秘めていた思いをこうして言葉に出すことができるようになったのも、今回の教員免許状更新講習会を受けたらからだと思っています。

今回の講習は、私自身をインスパイヤーしてくれるものとなっています。

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