2010年6月 9日 (水)

教育実習に行ったらなるべく多くの授業を見学すること、生徒とたくさん触れ合うことが大切

教育実習へ行ったら、なるべく多くの先生の授業を見学させてもらいましょう。それからなるべく多くの生徒と触れ合うことが大切です。

最近の教育実習生の様子を見ていますと、空き時間に自分がする授業の準備ばかりに専念している方が多いように思います。分かりやすい授業、ためになる授業を行うことは教育実習生にとって最低限のことだと思いますが、はっきり申し上げますと、授業の準備は、極力、教育実習が始まる前に完了させておくべきだと思います。

教育実習が始まる前に事前の打ち合わせがあると思うのです。そのときに、使用する教材を受け取り、どの辺りを自分が授業で担当するのか教わり、教育実習が始まる前に、ほとんど完了させておき、実習中は指導教官のアドバイスを参考に、事前に準備しておいたものをアレンジするようにするべきだと思います。

空き時間に授業の準備ばかりに専念している方が多いように思います。教育実習というのは現場で実践的に学ぶ機会になります。ですから、普段、大学ではできないことを体感する機会なのです。だからこそ、大学ではできない、実際の授業の見学や生徒との触れ合いの時間にも最大限時間を割くべきだと考えます。

そのことを心に刻み、有意義な教育実習を行うことをお勧めいたします。

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2010年5月26日 (水)

教育実習をされる方へ 〈アドバイス〉 所属する学年主任への挨拶を忘れずに!

そろそろ、教育実習の季節です。これから教育実習を始められる方、既に始まった方、色々だと思います。私の学校でも教育実習が始まりました。私は今年、3年生の担任ということもあり、実習生を持っていません。同じ教科の先輩の先生が配慮してくださり、今年は持たないようにしてもらったのです。

そうです。実習をスタートさせるにあたり、所属する学年の学年主任の先生への挨拶を忘れずに。教科でかかわる先生、クラスでかかわる先生には挨拶ができて当たり前ですが、所属する学年の先生方、特に、学年主任への挨拶というのは欠かさず行うべきだと思います。

毎日行われる朝の打ち合わせで必ず顔を合わせるはずですし、学年主任の先生からは1日を始めるに辺り、話があるはずです。

学年主任の先生への挨拶ができない方が多いように思います。このようなことは、社会人として当たり前のことでありますが、最近の実習生の方はその当たり前のことができていないように思います。

「自分のことで精一杯」という状況で実習に臨んでいるように思います。これは行けません。本物の教師として赴任した時と同じように挨拶するべき方にはきちんと挨拶をするという前提を忘れないで欲しいと思うのです。

学生という立場で臨むのではなく、教師という一社会人として実習に臨んで欲しいのです。このブログをご覧の皆様、是非、社会人として最も大切なビジネスマナーを忘れないで欲しいと思います。今年の、教育実習生の様子を見て、強く思っています。

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2010年3月26日 (金)

教育実習の準備 ーー第一歩は「見た目」をととのえることからーー 実習希望校への挨拶に行かれる方、参考にしてください。

新年度がスタートするこの時期、これから大学4年生になる方は数ヶ月後に迫った教育実習の準備を本格的に始める頃でしょうし、これから大学3年生になる方は、実習希望校への挨拶に行くころだと思います。

教育実習をされる皆さんがこの時期、最も気を配るべきことは、「見た目」をととのえることだと思います。

とくにこれから大学3年生になる方で、実習希望校への挨拶に行く方は必見です。「見た目」大丈夫でしょうか。周囲の友だちも、「就職活動はこれから」という状況かと思います。ですので、「見た目」は元気な学生という状態だと思います。

ただ、教育実習をする場合は、「見た目」を整えていくようにした方が賢明です。茶髪にピアス、成人式仕様のワイシャツ、ネクタイで挨拶にいこうとしていませんか。もしそうだとしたら、それはやめた方が良いと思います。

「実習をさせてもらう」「お世話になる」ということを考えて、「先生そのもの」という身なりで学校を訪問するべきです。それは、母校であっても同じです。

以前、母校の大学で講演させていただいた前後に書きました「教育実習へのアドバイス」というカテゴリーで記事を書きました。参考にしていただければ、「心構え」が身につくと思います。

参考になさってください。こちらにリンクを貼らせていただきます。http://k-wave.cocolog-nifty.com/blog/cat35027289/index.html

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2009年5月 6日 (水)

教育実習生へのアドバイス(4)

 実習先での教育実習生の立場は複雑です。実習先が母校の場合、実習生は教え子であり、卒業生です。当たり前のことですが、教育実習という側面から考えますと、教員の卵であり、実習生です。

 立場は指導教員となる私たちも気をつけなければ行けないのですが、「実習生」と「指導教官」というお互いの立場をわきまえて過ごしていくことが大切だと思うのです。かつての教え子ではありますが、実習期間中は、教え子は「実習生」となる訳ですから、なれ合いの関係ではなく、節度ある厳しさの中での関係性を構築していかなければならないのです。

 また、実習生は実習先の生徒に接するときにも、立場をわきまえて振る舞わなければなりません。特に高校での実習の場合、年の差が小さいことも手伝って、ついつい友達感覚になってしまいがちです。この点には特に気をつけなればなりません。

 生徒にとって、実習生は大学生ではなく、あくまでも先生なのです。生徒には先生として接していくことが大切です。

 はじめのうちは緊張感があるため、それほど、問題はないのですが、慣れてきた頃に、実習先での教員や生徒に、教え子や卒業生、大学生としてコミュニケーションをとるようになり、最終的に、厳しく指導を受けるというケースが毎年のように見受けられます。

 実習期間中は特に、立場をわきまえて行動することが大切なのです。

 礼儀や節度を守り、立場をわきまえた行動、これを忘れずに先生として生徒に接していく。有意義な教育実習を過ごし、大きな成果が生まれると、私は信じています。

 教育実習生の皆さんにとりまして、充実した実習になりますことを、祈っています。

これで、シリーズ「教育実習生へのアドバイス」は終わります。

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2009年4月 8日 (水)

私の講義を聴いてくださった学生のみなさんへ

今日は母校の大学に、「教育実習のオリエンテーション」の講師として招いていただきました。講義のレジュメに、こちらのブログを紹介させていただきました。

私の講義を聴いてくださった学生のみなさんへ
 本日は私のつたない講義を熱心に聞いてくださり、ありがとうございました。顔を上げて、私の話に熱心に耳を傾けてくださいました。レジュメにメモを書き込みながら聞いてくださいました。うなづきながら話を聞いてくださいました。発問したときも、すぐにリアクションをくださいました。それら一つ一つが今も目に焼きついています。温かい拍手もいただきました。

 この大学の卒業生で良かったと心から思いながら帰ってきました。あのような形で90分間講義をさせていただいたのは、今回が初めてでした。予定した時間をオーバーしてしまい、質疑応答の時間を設けることができませんでした。申し訳ありませんでした。

 教育実習を目前に控えた今、不安になっている方も多いことと思います。色々と話をさせていただきましたが、常に謙虚な気持ちを忘れず、一生懸命に取り組めば、実習先の先生方も、生徒たちも、みなさんの頑張りに答えてくださるはずです。

 とにかく、思いやりの心で一生懸命に生徒の皆さんに接してみてください。困ったとき、生徒の皆さんの方が助けてくれるはずです。きっと良い教育実習になるはずです。

 みなさんの教育実習が充実したものになりますよう、陰ながら応援しています。本日はありがとうございました。後輩の皆さん、頑張ってください!

P.S. 左側のバーに「カテゴリー」というところがあります。その中にある、「エピソード」というところをクリックしますと、教員をする中で経験しました「エピソード」の一部をご覧いただけます。

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2009年4月 7日 (火)

教育実習生へのアドバイス(3) 教育実習の事後にすること

ここでは、「教育実習の事後にすること」という観点でアドバイスさせてもらおうと思いますが、まずは、教育実習の最終日までにしておいた方が良いだろうということをアドバイスさせていただきます。

(1)アンケート(生徒向け)
 自分の授業はどうったのか。生徒の生の声を聞くチャンスです。指導教員のアドバイスはかなり参考になるものですし、鋭いアドバイスが多いはずです。ただし、それは教師という立場からの視点で述べられていることがほとんどのはずです。生徒の生の声を聞くというのは、違う視点であなたの授業を振り返るきっかけになるのです。きっと、意表をつくコメントが帰ってくるはずですし、その内容を真摯にに受け止めることで、あなたの授業技術は向上するはずです。私自身、教育実習に書いてもらった授業アンケートは今でも大切な宝となっています。原点に戻りたいときに、アンケートを読み返し、振り返るようにしています。「教育実習中」だからこそ、キャッチできる声かも知れません。

 では、実際、どのような観点で質問していけばよいでしょうか。質問項目について具体的に提案させていただきます。まず、大前提として、生徒にとってあまり負担にならないように、大まかな質問項目を用意しておきます。なおかつ、ある程度、生徒が自由にコメントできるような空間を確保しておくことも必要です。

 ○「説明の分かりやすさ」はどうでしたか、自由に書いてください。
 ○「授業のスピード」についてはどうでしたか、自由に書いてください。
 ○「声の大きさ」はどうでしたか、自由に書いてください。
 ○「板書の見やすさ」はどうでしたか、自由に書いてください。
 ○もっと「引きつけられる授業」にするためにはどうしたらよいでしょうか。自由に書いてください。
 ○その他、コメントやメッセージを自由に書いてください。

(2)授業評価シート(研究授業に来てくださった先生方向け)
 研究授業の教室の入口に、自分で作成した「授業評価シート」をおいておくことをお薦めします。(学校によっては、予め用意されているところもあります。)自分で作成する場合は、先生方の時間をあまり取らせないように、概ね選択式のものにし、最後にコメントをかいてもらうスペースを設けると良いと思います。例えば、このような形はどうでしょうか。

 ○導入(5・4・3・2・1)
 ○展開(5・4・3・2・1)
 ○結論(5・4・3・2・1)
 ○板書(5・4・3・2・1)
 ○総評(5・4・3・2・1)
 ○コメント(アドバイスいただければ幸いです)

そして、最後に、「お忙しいところ、ありがとうございました。」のお礼のコメントを書くと良いと思います。(参観してくれた先生の名前を書く欄も設けると良いと思います。)

そして、できればその日の内に、直接、参観してくれた先生のところへ行き、お礼を直接言い、そこで、いくつかアドバイスしてもらうようにすると良いと思います。どの先生方も、忙しい時間を割いて参観してくれているはずです。しっかり、アドバイスを聞くようにしましょう。

次に、教育実習後したらどうだろう、というアドバイスをさせていただきます。
はやり、お世話になった指導教員の先生には手紙を書くべきだと思います。教育実習生の中には、クラスの生徒一人ひとりにメッセージを書いた手紙やカードを送ってくれる人(もちろん、学校宛てにまとめて)もいます。参考にしてみてください。

次回は、「生徒への接し方」について提案いたします。

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2009年4月 4日 (土)

教育実習生へのアドバイス(2) NGな教育実習生

ここでは、指導教員の視点から見て、「これはNGだろう!」と思われる教育実習生についての典型的な例をご紹介いたします。実習前にチェックしておくと良いと思います。

※下に列挙したNGな教育実習生は、実際に私が担当した教育実習生がそうであったというものではありません。あくまでも、一般論として、注意しておかないとこのような悪いケースが生じるおそれがあるというケーススタディとしての例です。

NGな教育実習生

 ①「成人式」仕様のスーツを着た教育実習生

 ②卒業生気分丸出しの教育実習生

 ③空き時間に、教材研究ばかりしている教育実習生

 ④「思い出づくり」に来た教育実習生

 ⑤「教員になるつもりがない」ことを明かしてしまう教育実習生

 ⑥「就職活動中である」ことを明かしてしまう教育実習生

 ⑦出勤時間ギリギリにやってくる教育実習生

 ⑧退勤時間と同時に帰ってしまう教育実習生

 ⑨放課後、生徒と2人きりで教室で語り合っている教育実習生

 ⑩生徒と携帯番号やメールアドレスの交換をしている教育実習生

 ⑪生徒を自家用車に乗せてしまう教育実習生

 ⑫「勘違いしてしまう」教育実習生

 ⑬謙虚でない教育実習生

 ⑭書類の作成にミスが多く、丁寧にまとめることができない教育実習生

 ⑮実習控え室の机上整理ができていない教育実習生

 ⑯研究授業の会場準備・片付けを自ら進んで行わない教育実習生

 ⑰実習が終わった途端に、茶髪・ピアスに変身し、学校に現れる教育実習生

 ⑱ブログやSNSに、教育実習の赤裸々な日記や写真を掲載する教育実習生

 ⑲一発芸でウケを狙おうとする教育実習生

次回は「教育実習の事後にすること」を提案いたします。

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教育実習生へのアドバイス(1) 役に立つアドバイス(準備編)

教育実習を目前に控えた方々はとても緊張していることとも思います。塾の講師や家庭教師などの経験のない方は、尚更、緊張していることでしょう。塾の講師や家庭教師の経験がある方も決して侮ってはいけません。場所が学校です。授業の内容も、問題集ではく、準備が大変な教科書を用いる場合が多いことと思います。また、授業以外でも、生徒の学習や生活の相談を受ける場合があります。

しっかり準備をして教育実習に臨みたいものです。こころで肝に銘じて欲しいことがあります。それは、教育実習は実習初日がスタートではないということです。教育実習が始まる1ヶ月くらい前に実習先の学校で実施される「教育実習オリエンテーション」に参加する日から、教育実習は始まっていると考えてください。

ここでは、それを踏まえたアドバイスを箇条書きにしてみました。参考にしてみてください。

■ホームルーム編

①実習先の学校で実施される「教育実習オリエンテーション」へ行った際には、指導教員にHRクラスの状況を伺う。

②少なくとも、学級委員長、副委員長、クラスのムードメーカーの名前と顔は覚えてくる。(写真表や座席表を見せてもらうと良い。)

③可能であれば、教室へ行き、クラスの様子を見せてもらうと、心の準備がしやすい。

④可能であれば、教育実習前にHRを見学させてもらう日を設けたい。

⑤学級通信を発行しているクラスであれば、事前に自己紹介文を掲載してもらうと良い。

■教科指導編

(1)充分な教材研究

①間違った知識は教えない。「知ったかぶって」教えない。

②「自分で解く」のと「教える」のは全く異なるものであるということを自覚しておく。

③実習先の学校で実施される「教育実習オリエンテーション」へ行った際には、教材を借り、担当する授業の範囲を伺う。(教材が借りられない場合は、コピーさせてもらう)

④「教材研究10に対して、授業で発揮できるのは3。あとの7は生徒の質問や授業の流れの変化に備えたストック」

⑤担当するクラスの理解度・定着度・課題などを事前に聞いておく。

⑥可能であれば、授教育実習前に授業を見学させてもうら日を設けたい。指導教員の授業スタイルを見た上で、予習をするとイメージが湧きやすい。

 

(2)丁寧な板書

①下手でもいいから丁寧に。練習すれば、ある程度うまく書けるようになる。「書いたことがないから…」や「やったことがないから…」というのは、言い訳に過ぎない。(空き時間や放課後を用いて練習すべし!)

②黒板は消し方次第できれいに見える。(横書きの場合、横一方向に消していく!)

③カラーチョークには役割をつけて使用する。(重要な場合の色。注意する場合の色。)

④可能であれば、生徒に事前にノートを見せてもらう。板書計画のイメージが湧きやすい。

⑤社会科の場合、穴埋めプリントを使用している学校も多いことと思う。そのような場合は、指導教員にプリントのサンプルをもらい、早めにプリントづくりをすること。

⑥正しい書き順で書くこと。アルファベットにも正しい書き順があるので、要チェック。

次回は「NGな教育実習生」です。

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